時代の変化

昨今のウィルス騒動(コロナ禍ではない)に始まり、端々に言われる時代の変化

「コロナ禍」なんて言われるが、日本に「禍」が無かった時代なんて無いです。

天災・人災・戦災・病災などなど、あげればキリがありません。

日本は「禍」と共に生きてきました。withコロナなんて言われるずっと以前からwithです。

故に、自然を敬い、自然を畏れ、自然に感謝し、自然に耐えてきた文化があります。

誤解を恐れずにいえば、人間ごときが何を偉大そうにしている。といった感じでしょうか。

人間の事しか考えない人間は、自然淘汰されるでしょう。自然は恐ろしいです。

これからの時代はそういう時代です。

 

それに伴い、人間の生き方は確実に変化していきます。

 

無駄な交友関係を一切絶つ。

不要な所有物を一切無くす。

無理な労働契約を一切断る。

 

これらの感覚は既に現れ始めています。若い人の中には既に芽生えている感覚でしょう。

 

 

 

 

医食同源

■鍼灸と料理

 

和食の基本は「素材を活かす」事にあると言う。

手を加えすぎず、味を殺さず、今一番良い状態に仕上げる。

素材を引き出す為に求められるもの。それを見極める目が必要。

 

鍼灸も同じと感じる。

素材(患者)の状態を把握し、今必要なものだけを施す。

多すぎる味付け(施術)は、却って素材(患者)を悪くする。

良くするよりも、悪くしない。事を常に考える。

必要なものだけを加え、不要なものは減らす。

 

これが出来れば、もっと素材を活かせる。

 

料理(食)も療理(医)も素材を活かせれば、最高のものに仕上がるはず。

 

素材(食材)を知らなければ料理(調理)が出来ず、味付け(調味方法)を間違えれば素材は活かされない。

素材(患者)を知らなければ料理(療理)が出来ず、味付け(施術方法)を間違えれば素材は活かされない。

 

この事を常に頭に置き、活かす療理をしようと思う。

 

「医食同源」を自分なりに解釈するとこうなる。

 

人を活かす療理人になりたいと願う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鍼と外科

■鍼(はり)は外科の道具

 

 

古代の鍼(はり)は、化膿部位の除去や皮膚の切開による処置が本来の方法でした。

 

現代で言う外科手術です。

 

鍼と言っても『刺す』だけでは無く、『切る』『破る』鍼もあります。

 

その外科の過程で、現在の『刺す』に至ります。

 

 

 

現代の外科的医術の原点は古代エジプトに行き着きます。

 

これは、ミイラ作りの技法です。

 

エジプトのような暑い土地で、遺体を腐らせずに保存させる技術はものすごい高度な知識と技術が必要です。

 

現代のように冷凍技術が無い時代のことです。

 

防腐処理を施し、原型を保つミイラ作りを行った医術はすごいです。

 

 

 

散髪(理容)も外科から派生した技術です。

 

髭剃り(刃物)を使い、鋏(はさみ)で毛を切るのは外科の仕事でした。

 

理容院のサインポールの色(赤・青・白)は(動脈・静脈・神経)を顕す色と言われます。

 

 

 

 

 

【虫と医療】

【小虫神社】

 

■京都府与謝郡与謝野町温江(あつえ)

 

 

昔は病気の発生は『腹の虫』が引き起こすと考えられていました。

その虫を退治する為の神様が祀られています。

 

 

『腹の虫』は今でも言葉として残っています。

・腹の虫がおさまらない。

・空腹時の虫抑え

・虫が好かん

 

 

 

 

 


                  

 

【大虫神社】

■京都府与謝郡与謝野町温江(あつえ)

 

小虫神社と大虫神社は丁度、対角に合わせるような地形に祀られています。

どちらが偉いとかではなく、祀られる神様が違うのです。

 

虫にはいくつかの種類があり、体内での棲家も違います。

『鍼聞書』に出てくる虫たちは種類も多く、かわいらしい姿をしています。

 


 

 

【食と医療】

【食と医療】

 

鍼灸を行う中で、『病』を治す方法に『食』が重要だと考えます。

『食』は日々の生活の中での基礎中の基礎。

『医食同源』と言う言葉をお聞きになった方もおられると思いますが、食べ物は薬でもあると言う考え方です。

この基礎の部分は普段は意識しないと思います。

 

 

そんな中、食と歴史を繋げる活動をされている『有限会社まなをかし』さんの活動を知りました。地元の小学校に出向き、食と歴史の講演をされています。

 

『丹波』には古代から薬草や医療の知識が存在していた史跡もあり、食材も豊かな地域です。

『医心方』の貴重な史料と共に、地域の事も広まれば良いですね。

 

 

 

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